概要
胆管がんは肝臓の中または外の胆管に生じるがんです。胆のうがんなどと合わせて胆道がんとして扱われますが、できた場所によって検査・手術の方法が変わります。早期には症状がないこともあります。胆管が詰まると白目や皮膚が黄色い、尿が濃い、便が白っぽい、かゆみが出ることがあります。黄疸に発熱や腹痛が加わった場合は胆管の感染も考え、速やかに医療機関へ相談してください。
原因
多くの人で一つの原因は特定できません。胆道の慢性的な炎症や一部の病気、特定の化学物質への高濃度曝露などがリスクに関わると考えられていますが、リスクがある人全員に発症するわけではありません。疑われた場合は肝機能などの血液検査、腹部超音波、CTやMRIなどで胆管の詰まりと広がりを調べ、必要に応じて内視鏡検査や細胞・組織の検査を行います。
治療法
切除できる場合は、がんの場所と広がり、残る肝機能や全身状態を調べて手術を検討します。病期の数字だけで手術の可否は決まりません。黄疸や胆管炎の管理には、胆道ドレナージやステントが必要になることがあります。切除が難しい・再発した場合は、抗がん薬と免疫チェックポイント阻害薬の併用や、がんの遺伝子変化に応じた治療を検討する場合があります。術後にも薬物療法を勧められることがあります。治療の目的、期待できる効果、副作用、黄疸への対応を担当チームと確認してください。
黄疸・発熱・腹痛は早く相談
白目や皮膚が黄色く、発熱や腹痛もあるときは胆管炎を含め早急な評価が必要です。
部位と切除可能性を確認
胆管のどこにできたか、切除やドレナージが必要か、薬物療法の選択肢は何かを確認してください。