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鼓膜損傷

最終改定日:

概要

鼓膜損傷は、耳の奥で音を伝える鼓膜に傷や穴ができた状態です。耳の痛み、耳鳴り、聞こえにくさ、出血や耳だれが起こることがあります。耳かきや綿棒で傷つけた、耳を打った、爆発音や急な気圧変化があった後に症状が出た場合は耳鼻咽喉科を受診してください。強いめまい、急な難聴、顔の動かしにくさ、頭部外傷を伴う場合は速やかな評価が必要です。

原因

耳かき・綿棒などが鼓膜に触れる外傷、平手打ちや爆発の圧力、潜水や飛行時の圧力変化などで起こります。中耳炎で鼓膜に穴が開く場合もあり、原因により対応が異なります。医療機関では耳鏡で傷を確認し、聞こえの変化があれば聴力検査を行い、必要に応じて中耳・内耳の損傷を評価します。

治療法

小さな穴は自然にふさがることもあるため、耳を濡らさず経過を確認します。洗髪時は耳の入口を保護し、水泳を避け、耳かき・綿棒・自己判断の点耳薬を使わないでください。受傷直後に一律の消毒や抗菌薬、ステロイド薬が必要なわけではありません。汚れが中耳に入った可能性や感染がある場合は医師が適切な点耳薬などを選びます。穴がふさがらない、難聴が続く場合は手術を含む治療を相談します。

治るまで耳を濡らさない

水泳を避け、洗髪時は耳の入口を保護します。耳の中へ綿棒や市販薬を入れません。

強いめまい・急な難聴は早急に相談

鼓膜より奥の損傷を伴う可能性があり、聴力検査などを受けます。

参考資料

  1. Perforated eardrumNHS
  2. Traumatic Perforation of the Tympanic MembraneMerck Manual Professional Edition
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