概要
嗅覚障害は、においを感じにくい・全く感じない、実際とは違うにおいに感じるなど、嗅覚の変化を指します。食べ物の風味が分かりにくくなることもあります。かぜの後などに数週間で回復することもありますが、続く場合や片側だけの鼻づまり・鼻血を伴う場合、頭を打った後に起きた場合は耳鼻咽喉科で相談してください。ガス漏れ、煙、食品の傷みをにおいだけで判断できないため、警報器や賞味・保存情報なども確認します。
原因
かぜや新型コロナウイルス感染症などの後、慢性副鼻腔炎・鼻茸・アレルギー性鼻炎による鼻内の炎症や通り道の障害、頭部外傷、加齢など、原因はさまざまです。薬の影響や神経の病気が関わることもあります。鼻づまりを伴うか、感染や外傷の後かなどの経過を伝え、医師が鼻内を診察し、必要に応じて嗅覚検査や画像検査で原因を調べます。
治療法
原因に応じて治療します。鼻副鼻腔炎や鼻茸を伴う場合は、医師が鼻の炎症への治療を検討し、病状によって点鼻薬や手術などを選びます。感染後などの嗅覚低下では、複数のにおいを定期的に嗅いで識別を意識する嗅覚刺激療法が役立つ人もいます。全員に飲み薬のステロイドやビタミン剤、手術が必要なわけではありません。処方薬が関係しそうでも自己判断で中止せず、処方医に相談してください。
においに頼らない安全対策
ガス・火災の警報器、食品の期限と保存状態を確認します。
続く嗅覚低下は原因を確認
鼻内診察と嗅覚検査を受け、必要な場合だけ画像検査を検討します。