顔の痛みが反復するなら相談
痛む場所、持続時間、洗顔・食事などの誘因を記録し、歯科で原因が分からない場合も相談してください。
概要
三叉神経痛は、顔の片側に電気が走るような強い痛みが突然起こり、短時間でおさまる発作を繰り返す病気です。頬、あご、歯ぐきなどが痛み、洗顔、歯磨き、食事、会話、顔への軽い接触で誘発されることがあります。歯の痛みと区別しにくい場合もあります。顔の痛みが繰り返す、食事や歯磨きが難しい、歯科で原因が見つからないときは、脳神経内科・脳神経外科などに相談してください。冬に必ず悪化することを特徴とはしません。
原因
典型的な三叉神経痛では、頭の中の血管が三叉神経を圧迫することが主な原因です。腫瘍、多発性硬化症など別の病気に伴う二次性三叉神経痛や、原因が特定できない場合もあります。診察では痛む場所、1回の長さ、誘発する動作、顔の感覚を確認し、歯科疾患やほかの顔面痛も検討します。必要に応じてMRIで神経の圧迫や別の病気を調べます。
治療法
治療は通常、神経の痛みを抑える薬から始めます。カルバマゼピンなどが選択肢ですが、眠気やふらつきなどの副作用に注意し、処方医の指示に沿って使います。一般的な鎮痛薬だけでは十分に効かない場合があります。薬で痛みを抑えられない、または副作用が強いときは、専門医と微小血管減圧術、神経に対する処置、定位放射線治療などの適否を相談します。効果と顔のしびれなどのリスクは方法によって異なります。
歯の病気との区別とMRI
歯やあごの病気と区別し、必要ならMRIで神経の圧迫や二次的な原因を確認します。
薬の効果と副作用を伝える
薬が効かない、眠気などがつらい場合は自己判断で増減せず専門医に相談してください。