合併症のサインは再受診
強い頭痛や嘔吐、聞こえの変化、精巣の痛みや腫れなどが出たら医療機関に相談してください。
概要
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ、ムンプス)は、ムンプスウイルスによる感染症です。感染後およそ2~3週間で耳の下やあごの下の唾液腺が腫れて痛み、発熱することがあります。片側だけ腫れる場合や、感染してもはっきりした症状が出ない『不顕性感染』もあります。症状がなくても周囲にうつす可能性があります。耳の下の腫れは別の病気でも起こるため、初めて腫れたときや診断がはっきりしないときは医療機関に相談してください。
原因
ウイルスは感染者の唾液や呼吸の飛沫を介して広がります。学校では、耳下腺・顎下腺・舌下腺の腫れが現れた後5日を経過し、かつ全身状態が良好になるまで出席停止とされています。登園・登校の判断は学校や医師に確認してください。唾液腺の腫れが始まる前から感染性があります。
治療法
ウイルスを直接治す特効薬はなく、痛みや発熱への対症療法と水分補給が中心です。強い頭痛・繰り返す嘔吐、聞こえにくさ、精巣の腫れや痛み、強い腹痛などが出たときは合併症の可能性があるため、改めて受診してください。予防にはワクチンがあり、2026年9月時点の日本ではおたふくかぜワクチンは任意接種です。接種時期や適否はかかりつけ医に相談してください。
登園・登校は腫れから5日と体調で判断
唾液腺の腫れが出てから5日を経過し、全身状態が良好になるまで出席停止です。
ワクチンは事前に相談
日本のおたふくかぜワクチンは現在任意接種です。接種希望や適否は医療機関に相談してください。