呼吸困難を不安だけと決めつけない
強い呼吸困難、けいれん、意識の異常がある場合は119番などの救急対応が必要です。呼吸が速い原因には肺の病気や低酸素などもあり、不安による過換気と自分だけで判断しないでください。紙袋で吐いた息を吸い直す方法は行わないでください。
概要
アルカローシスは、体内の酸と塩基のバランスがアルカリ側に傾く変化です。しびれ、筋肉のこわばり、めまい、意識の異常などがみられることがあります。症状だけでは診断できず、血液ガスや電解質などの検査を行います。
原因
呼吸性アルカローシスは、呼吸によって二酸化炭素が過剰に排出されて起こります。不安だけでなく、肺の病気や低酸素なども原因になります。代謝性アルカローシスは、嘔吐や利尿薬に伴う電解質の変化などで生じます。
治療法
原因を調べ、基礎にある病気の治療や必要な水分・電解質の補正などを行います。呼吸を遅くするだけで治療できるとは限りません。
過換気に対して紙袋などで吐いた息を吸い直す方法は、酸素不足の危険があるため行わないでください。強い呼吸困難、けいれん、意識の異常がある場合は救急対応が必要です。
呼吸性と代謝性を検査で区別
呼吸性では二酸化炭素の低下、代謝性では重炭酸や電解質の変化などが関わります。血液ガス、ナトリウム・カリウム、腎機能などを調べ、必要に応じて胸部画像や尿検査を追加します。しびれなどの症状だけで病型は決まりません。
嘔吐や薬の情報を伝える
嘔吐が続いていること、利尿薬などの服用と最近の変更を伝えてください。治療では原因を調べ、病状に応じて水分や電解質を補正します。塩分やサプリメントを増やすだけで治せるとは限らず、呼吸を遅くすることだけが治療でもありません。薬の変更は医師と相談します。