息苦しい・脱水・長引く熱・再悪化は受診
10日を超えて改善しない場合も相談します。
概要
急性鼻炎は、急に鼻の粘膜に炎症が起こり、鼻水、鼻づまり、くしゃみなどが出る状態です。多くはかぜなどのウイルス感染に伴い、のどの痛みや咳、だるさを伴うこともあります。鼻水が透明から黄色や緑色に変わることがありますが、色だけで細菌感染や抗菌薬の必要性は判断できません。息苦しさ、脱水、長引く発熱、10日を超えて改善しない症状、いったん軽くなってからの悪化は受診の目安です。
原因
かぜを起こすウイルスが主な原因です。飛沫や接触などで広がります。鼻の症状が長く続く場合は、アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎、薬剤性鼻炎など別の原因も考えます。医師は症状の経過、発熱や咳の有無、鼻やのどの状態を確認し、インフルエンザやCOVID-19が疑われ治療判断に必要な場合は検査を検討します。
治療法
多くは自然に改善します。休息と水分をとり、鼻の乾燥や詰まりには生理食塩水の点鼻などを試せます。年齢や持病に合った解熱鎮痛薬は医師・薬剤師に相談してください。幼い子どもに市販のかぜ薬を自己判断で使わず、使う薬と量を確認します。ウイルス性の鼻炎に抗菌薬は効きません。鼻水の色だけで抗菌薬を求めず、症状が長引く、再び悪くなる、耳の痛みや強い顔面痛がある場合に医療機関で別の病気を評価します。
黄色・緑の鼻水だけで抗菌薬は決めない
ウイルス感染でも色は変わり、抗菌薬は効きません。
休息・水分・生理食塩水の点鼻
子どもの市販かぜ薬は年齢と用量を医療者に確認します。
長引く・再悪化する場合は別の原因を評価
副鼻腔炎や中耳炎、アレルギー性鼻炎などを見分けます。