ボタン電池・磁石・鋭い物、息苦しさは直ちに相談
ボタン電池は鼻の粘膜に急な傷をつくるため、予約を待ちません。
概要
鼻腔異物は、子どもがビーズ、豆、おもちゃの部品などを鼻に入れ、出せなくなった状態です。見ていない間に入れた場合は、片側だけの鼻づまり、悪臭のある鼻水、鼻血が手がかりになります。異物が見えなくても、片側だけの症状が続くなら耳鼻咽喉科で確認してください。ボタン電池、複数の磁石、鋭い物を入れた疑いがある場合や、息苦しい場合は直ちに救急で評価を受けます。
原因
小さな物を鼻に入れることが主な原因です。豆や紙片は見えにくいこともあり、長く残ると鼻の粘膜を傷め、炎症や感染、臭いのある鼻汁を生じます。医療機関では、いつ・何を入れたかを確認し、鼻の中を照らして異物の種類と位置、粘膜の状態を調べます。ボタン電池は短時間で組織を傷めるおそれがあります。
治療法
鼻の奥にある物を綿棒やピンセットで探したり、何度も強く鼻をかませたりしないでください。さらに奥へ押し込み、傷や気道への吸い込みにつながるおそれがあります。子どもには口で呼吸させ、入れた物や時刻を伝えて早めに受診します。医師は見える位置と種類に応じて安全に取り除き、感染や傷がある場合はその状態に合わせて治療します。異物がボタン電池と疑われる場合は通常の予約を待たず救急受診してください。
片側だけの臭い鼻水・鼻血も受診
見えていなくても鼻の異物が残っている可能性があります。
綿棒やピンセットで奥を探らない
異物を押し込むおそれがあります。
何をいつ入れたかを伝える
種類と位置により取り出し方が変わります。