数週間続く・嗅覚低下・咳が長引くときは相談
鼻の病気以外が関係する場合もあります。
概要
後鼻漏は、鼻水がのどの方へ流れる感覚や、のどに粘液が付く不快感を指します。鼻水がのどに回ること自体は生理的にも起こりますが、量が多い、粘りが強い、咳や痰・口臭を伴うと生活に支障が出ます。数週間続く、鼻づまりやにおいの低下がある、咳が長引く場合は耳鼻咽喉科で原因を調べます。後鼻漏は必ず8週間以上続く症状ではありません。
原因
アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎、鼻かぜ、上咽頭の炎症などで鼻汁の量や粘りが変化します。症状の感じ方だけでは原因を確定できず、鼻の後方を内視鏡で見たり、必要に応じて画像検査をしたりします。鼻や副鼻腔に目立つ異常がないのに咳だけが続く場合は、喘息など鼻以外の原因も評価します。頭部外傷後の透明な鼻水など別の原因が疑われるときも自己判断せず相談してください。
治療法
後鼻漏という感覚だけに一律の薬を使うのではなく、確認された原因を治療します。アレルギー性鼻炎なら原因回避や鼻噴霧薬など、副鼻腔炎なら病型と経過に応じた治療を医師と相談します。生理食塩水による鼻洗浄が役立つ場合もありますが、使用する水・濃度・方法に注意し、耳鼻咽喉科でやり方を確認してください。抗菌薬や吸入薬は後鼻漏だけを理由に自己判断で選ばず、咳が長引く場合は原因を再評価します。
鼻の奥を調べて原因を区別
必要に応じて内視鏡や画像検査を行います。
鼻炎・副鼻腔炎など原因別に治療
症状だけで抗菌薬を決めません。
鼻洗浄は正しい方法を確認
方法を誤ると鼻や耳を痛めることがあります。