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喉頭アレルギー

最終改定日:

概要

喉頭アレルギーは、声を出す部分に近い喉頭にアレルギー反応が起こり、のどのかゆみ・イガイガ感や乾いた咳が続く状態です。花粉症の季節に目立つ場合も、通年性の原因で続く場合もあります。のどの違和感だけで決めつけず、長引く場合は耳鼻咽喉科や呼吸器内科で相談してください。

原因

スギ・ヒノキなどの花粉やダニ、ほこりなど、吸い込んだ物質に対するアレルギー反応が喉頭の症状に関係します。ただし、同じのどの異常感と咳は、咳喘息、アトピー咳嗽、後鼻漏、胃食道逆流、感染症、喉頭の腫瘍などでも起こります。アレルギー性鼻炎があることだけでは診断できません。

治療法

症状が続く期間、季節や環境との関係、鼻炎や逆流の症状を確認し、必要に応じて喉頭を診察します。咳が長引く場合は胸部画像や呼吸機能検査などでほかの原因も調べます。喉頭アレルギーが疑われれば、医師がH1抗ヒスタミン薬などを検討し、反応を確かめます。薬が効かない、声がれや飲み込みにくさが続く場合は別の原因も再評価します。

『咽頭』という旧見出しから探した人へ

「咽頭アレルギー」という名称は、喉頭アレルギーと厳密な同義語とは限りません。症状に応じた診察が必要です。

のどの違和感だけで自己診断しない

咳喘息、感染後の咳、後鼻漏、胃食道逆流のほか、感染症や腫瘍も鑑別します。持続する声がれや飲み込みにくさ、血痰などを伴う場合は早めに医療機関へ相談してください。

抗ヒスタミン薬への反応を確認する

H1抗ヒスタミン薬は治療・診断の手がかりですが、効かなければ病名を見直します。吸入ステロイド薬は咳喘息など別の病態で用いることがあり、喉頭アレルギーと決めて一律に使うものではありません。

参考資料

  1. 咳嗽・喀痰の診療ガイドライン第2版2025(公開目次)日本呼吸器学会
  2. 喉頭アレルギー山梨大学医学部附属病院アレルギーセンター
  3. Laryngeal allergyFujita Medical Journal
  4. からせき(たんのないせき)が3週間以上続きます日本呼吸器学会
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