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びまん性汎細気管支炎

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概要

びまん性汎細気管支炎(DPB)は、肺の奥にある細い気道に慢性の炎症が起こる病気です。長く続く咳とたん、動いたときの息切れが主な症状で、慢性副鼻腔炎を伴うことが多くあります。風邪が治った後もたんが続く、息切れが増える場合は呼吸器内科で相談してください。

原因

発症の詳しい原因は解明されていません。細い気道で炎症が続き、分泌物が増え、呼吸の通り道が狭くなることで咳・たんや息切れが生じます。細菌感染が重なると症状が悪化することがあります。慢性気管支炎、気管支拡張症など似た症状の病気と見分ける必要があります。

治療法

胸部CTで細い気道の変化を調べ、呼吸機能検査やたんの検査も組み合わせて診断します。治療にはマクロライド系抗菌薬を少量で長く使用し、抗菌作用だけでなく気道の炎症を抑える効果を期待します。薬の選択と継続は呼吸器の担当医が効果・副作用・感染の経過を確認して決めます。急にたんや息切れが増えた場合は感染などを評価し、必要に応じて別の抗菌薬や酸素療法などを検討します。

長い咳・たんと副鼻腔炎を一緒に伝える

咳とたんが続き、鼻づまりや慢性副鼻腔炎もある場合はその経過を伝えてください。CT、呼吸機能、たんの検査を組み合わせて、ほかの気道疾患と区別します。

長期少量マクロライドは医師が管理

少量のマクロライド系薬を長く使うと多くの患者で改善がみられますが、全員の治癒を保証する治療ではありません。効果と副作用、感染による悪化の有無を定期的に確認します。

息切れやたんが急に増えたら再評価

細菌感染による悪化が重なることがあり、同じ薬を続けるだけでは足りない場合があります。息切れ、たん、発熱などが悪化したら早めに担当医へ連絡してください。

参考資料

  1. びまん性汎細気管支炎日本呼吸器学会
  2. 咳嗽・喀痰の診療ガイドライン第2版2025(公開目次)日本呼吸器学会
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