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羊水過多症

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概要

羊水過多は赤ちゃんを包む羊水が多い状態です。自覚症状がないこともありますが、お腹の張りや急な腹囲の増加、息苦しさなどがみられる場合があります。羊水が多いかどうかは腹囲や推定量だけで決めず、妊婦健診の超音波検査で羊水の深さなどを測って判断します。胎動の減少、強い腹痛、破水を疑う水っぽい流出、息苦しさがある場合は、次の健診を待たず産科に連絡してください。

原因

原因は一つではなく、妊娠糖尿病、赤ちゃんが羊水を飲み込む働きに関わる病気、胎児貧血、多胎妊娠などがあります。調べても原因が特定できない場合もあります。医師は超音波で羊水量と赤ちゃんの形態・状態を調べ、妊娠糖尿病やその他の原因も確認します。学会が公開した2026年版の意見募集用原案とSMFMの推奨では、羊水の最大深度が8cm以上、羊水インデックスが24cm以上などを評価の目安としています。症状の有無と羊水量の評価は区別して考えます。

治療法

管理は羊水量、原因、妊娠週数、母体の症状、赤ちゃんの状態に応じて決めます。経過観察が可能な場合は羊水量と胎児の状態を繰り返し確認し、妊娠糖尿病など治療できる原因があれば対応します。高度の羊水過多で母体の苦痛や息苦しさが強い場合には、羊水を抜いて症状を軽くする処置を検討します。羊水除去には破水、陣痛、感染、出血などの合併症があり、出産時期や分娩方法も一律には決めません。医師に原因検索の結果、次の検査時期、急いで連絡すべき症状を確認してください。

超音波の評価値を確認

羊水最大深度や羊水インデックスと、症状の有無を分けて聞きましょう。

母体と赤ちゃんの原因を調べる

妊娠糖尿病、胎児の病気、多胎妊娠などの確認が管理につながります。

胎動減少・破水疑い・息苦しさは連絡

次の健診を待たず産科に相談してください。

参考資料

  1. 産婦人科診療ガイドライン産科編2026 公開パブリックコメント原案 CQ308-1 羊水過多の診断と管理は?(最終版ではない)日本産科婦人科学会
  2. SMFM Consult Series #46: Evaluation and management of polyhydramniosSociety for Maternal-Fetal Medicine
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