薬を使っている間の黄疸・発疹・だるさは連絡
黄疸、食欲低下、発疹、吐き気などが急に出る・続く場合は、処方元や薬剤師に連絡してください。長く使っている薬でも関係することがあります。薬の中には急な中止が危険なものもあるため、何を中止・継続するかを速やかに相談します。
概要
医薬品や健康食品などが関係して肝臓に障害が起きる状態です。だるさ、食欲低下、吐き気、発疹、かゆみ、黄疸などがみられますが、症状がなく血液検査で見つかることもあります。服用開始後すぐに限らず、数か月以上たってから発症する場合もあります。気になる症状が出たら、使用中の薬やサプリメントを伝えて医師・薬剤師に相談してください。
原因
一定量以上で起こりやすい薬物の毒性に加え、薬の代謝や免疫反応などの個人差によって起こる障害があります。処方薬だけでなく市販薬、漢方薬、サプリメントも関係します。用法・用量を守っていても副作用の可能性がゼロになるわけではありません。診断には服薬歴、肝機能検査の推移、他の肝疾患との区別が必要です。
治療法
原因が疑われる製品を確認し、中止や変更の要否を医師と判断します。自己判断で処方薬を中断すると危険な場合があります。肝機能や黄疸の経過を調べ、重症例では入院や専門的な治療が必要です。ステロイドは黄疸が長引けば必ず使う薬ではなく、自己免疫性肝炎に似た所見などがある場合に個別に検討されます。
薬と症状の時系列が、診断の手がかり
処方薬、市販薬、漢方、サプリメントの名前、開始・変更日と症状が出た日をまとめます。薬との関係は採血の推移や他の肝疾患の除外と合わせて判断し、1つのアレルギー検査だけでは確定できません。お薬手帳と製品情報を持参してください。
回復後も、原因が疑われた薬を共有する
原因薬を確かめるために自分で飲み直すことは避けます。再投与で重症化する危険があるためです。薬名と今回の経過を医師・薬剤師に共有し、別の病院で新しい薬を受け取るときにも伝えてください。肝機能が回復したかの再検査も確認します。