概要
黄熱は、主にアフリカと南米の一部で蚊が媒介するウイルス感染症です。発熱、頭痛、筋肉痛などから始まり、重症化すると黄疸、出血、肝臓や腎臓の障害が起こります。該当地域への渡航後に発熱した時は、渡航先と蚊に刺された可能性を医療機関に伝えてください。
原因
黄熱ウイルスを持つ蚊に刺されることで感染します。流行地域や各国の入国時の予防接種証明書の要件は変わり得るため、渡航前に最新の公的情報と接種機関で確認します。
治療法
黄熱に特異的な治療薬はなく、水分管理や臓器を支える治療を行います。出血を悪化させ得るアスピリンや一部の解熱鎮痛薬は自己判断で使わないでください。ワクチンは有効な予防法ですが、生ワクチンのため年齢、妊娠、免疫抑制などで接種可否の検討が必要です。接種後も虫よけ・長袖などで蚊を避けます。
渡航前に接種適応と入国要件を確認
行き先や本人の状態で判断が変わるため、公的な最新情報と専門の接種機関を確認します。
出血リスクのある薬を自己判断で使わない
アスピリンやNSAIDsは出血の危険を高め得ます。