概要
スウィート病(スウィート症候群)は、急に痛みを伴う赤い盛り上がりが皮膚に現れ、発熱やだるさを伴うことがある炎症性の病気です。顔、首、腕などに出ますが、発疹だけでは蜂窩織炎などの感染症と区別できません。発熱と痛い発疹が急に出たときは早めに受診し、強い全身症状や急速な悪化がある場合は速やかに医療機関へ相談してください。
原因
感染症の後、薬剤、炎症性疾患、血液の病気を含む悪性腫瘍などと関連する場合がありますが、原因が明らかにならない例もあります。診断では経過と薬の使用歴を確認し、血液検査や皮膚生検を行って感染症などを除外します。血算異常やほかの症状がある場合には、関連する病気の検査を医師が個別に判断します。スウィート病と診断された全員に同じ範囲のがん検査を行うわけではありません。
治療法
診断がつけば、炎症の程度と合併症に応じてステロイドの外用や内服などを選びます。関連する薬剤や基礎疾患が見つかった場合は、その対応も検討します。スウィート病自体は細菌感染症ではないため、抗菌薬を全員に使う病気ではありません。感染症が別に確認された場合は、その治療が必要です。治療後に再発することもあるため、主治医の指示で経過を確認します。
発熱を伴う痛い発疹は診察へ
皮膚の感染症などとの区別には診察が必要です。血液検査や皮膚生検の要否を相談します。
関連する病気や薬を確認
服薬歴と全身症状を伝え、必要な検査は血算などの所見に基づいて決めます。