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多発性骨髄腫

最終改定日:

骨の痛みなどの変化を伝える

続く背中・腰などの痛み、疲れやすさ、強い口渇などがあれば、内科・血液内科に相談してください。骨折や貧血、腎機能・カルシウムの異常が関わる場合があります。治療中の方も、新しい症状を次の定期検査まで放置しないよう相談しましょう。

概要

骨髄で抗体を作る形質細胞ががん化し、異常な抗体(M蛋白)を作る病気です。骨の痛みや骨折、貧血、腎機能の低下、高カルシウム血症などが起こりえます。無症状で血液検査から見つかる場合もあります。

原因

骨髄の形質細胞が異常に増えることで発症します。診断では血液・尿のM蛋白、骨髄の細胞、骨や腎臓などへの影響を調べます。年齢や症状だけで病気の進行度や治療の要否を判断することはできません。

治療法

治療を始めるかどうかは、貧血、腎障害、骨病変、高カルシウム血症などの有無と検査結果から判断します。無症状では定期的に検査して経過をみる場合があります。治療が必要な場合は分子標的薬、抗がん薬、ステロイドなどを組み合わせ、年齢や体の状態によっては造血幹細胞移植も検討します。病期の番号だけで一律に治療開始を決めません。

M蛋白の量だけで決めない

血液・尿のM蛋白、骨髄の細胞、画像検査などで病気と臓器への影響を調べます。M蛋白があるだけで、必ず直ちに同じ治療を始めるわけではありません。骨・腎臓・貧血などの評価と検査結果の意味を確認してください。

経過観察も検査を続ける方針

無症状で経過をみる場合でも、定期検査が必要です。次の検査日と、症状や検査結果に応じて治療を始める判断について確認しましょう。治療法や移植の適否は年齢だけでなく体の状態などを踏まえて決めます。

参考資料

  1. 多発性骨髄腫国立がん研究センター がん情報サービス
  2. 多発性骨髄腫:検査・診断慶應義塾大学病院 KOMPAS
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