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帯状疱疹

最終改定日:

顔・目・耳の症状は、特に早く受診

片側に痛みと水ぶくれが出たら、早めに皮膚科などを受診してください。額や鼻、目の周りの発疹、目の充血や見え方の変化、耳の水ぶくれ、顔の動かしにくさがあれば、眼科・耳鼻科の診察も必要になることがあります。皮疹が軽くても目の合併症は否定できず、発疹が治った後の眼症状にも注意します。

概要

体の片側に痛みや違和感が出て、その後に赤い発疹や水ぶくれが現れることが多い病気です。皮膚が治ったあとも痛みが続く帯状疱疹後神経痛を残すことがあります。目や耳にも影響する場合があるため、疑わしい症状は早めに受診してください。

原因

水ぼうそうを起こした水痘・帯状疱疹ウイルスが神経に潜み、加齢や免疫機能の低下などを背景に再び活動して起こります。細菌による病気ではありません。

治療法

診断のうえ、早期に抗ウイルス薬による治療を行い、痛みにも対応します。重症度や免疫の状態、腎機能などによって薬や投与方法を選びます。予防にはワクチンがあり、2025年度から定期接種が始まりました。対象年齢・経過措置・自己負担額は居住する自治体で確認してください。ワクチンは発症中の帯状疱疹を治療するものではありません。

皮膚が治っても痛みは相談できる

帯状疱疹後神経痛では、衣服が触れるだけで痛んだり、眠れなくなったりすることがあります。皮膚の治り方とは別に、痛む場所、強さ、睡眠への影響を伝えてください。神経の痛みに合う薬などを検討します。市販の鎮痛薬を増やして我慢せず、治療の効果と副作用を確認しながら調整します。

2026年度の定期接種は、年齢と年度で確認

定期接種は65歳になる人などが対象です。2025〜2029年度は、その年度に70・75・80・85・90・95・100歳になる人にも経過措置があります。100歳以上を全員対象にした措置は2025年度限りで、65歳以上ならいつでも定期接種になる制度ではありません。60〜64歳では特定のHIVによる免疫障害が対象となります。自分の対象年度、期限、費用を自治体に確認してください。

2種類のワクチンは、回数と条件が違う

生ワクチンは1回、組換えワクチンは通常2か月以上あけて2回接種します。効果の持続、接種後の反応、持病や治療による制限が異なり、免疫が低下している人は生ワクチンを接種できません。治療歴や服薬を伝えて医師と選び、2回接種の場合は次の予約も確認します。帯状疱疹は再発することがあり、過去にかかった人も予防について相談できます。

参考資料

  1. 帯状疱疹診療ガイドライン2025日本皮膚科学会
  2. 帯状疱疹ワクチン厚生労働省
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