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手足口病

最終改定日:

脱水や神経症状は熱の日数を待たない

飲めない・尿が減る、強い頭痛・繰り返す嘔吐・ぐったりする場合は早めに受診します。

概要

手足口病は、口の中、手のひら、足の裏などに小さな水ぶくれや赤い発疹が出るウイルス感染症です。肘、膝、お尻にも出ることがあり、発熱が目立たない子もいます。口の中の痛みで食べたり飲んだりしにくくなることが、家庭で特に注意したい点です。多くは数日から1週間ほどで回復しますが、まれに髄膜炎や脳炎などを合併します。

原因

コクサッキーウイルスなど複数のエンテロウイルスが原因で、異なる型に再び感染することがあります。せき・くしゃみの飛沫、発疹の水疱との接触、便が付いた手などを介して広がります。症状が治まった後も便にウイルスが数週間排出されることがあるため、おむつ交換やトイレの後は石けんと流水で手を洗います。

治療法

原因ウイルスを直接治す薬はなく、休養と水分補給が中心です。口が痛いときは冷たく刺激の少ない飲み物や食べ物を少量ずつ試し、飲めない・尿が少ない・口が乾く場合は脱水を疑って早めに小児科へ相談してください。強い頭痛、繰り返す嘔吐、ぐったりする、呼びかけへの反応が悪い、けいれんなどは、発熱が何日目かにかかわらず速やかに受診します。保育所への登園は熱や口内の痛みの影響がなく普段の食事がとれることが目安で、便中排出が続くことだけを理由に一律の長期停止はしません。施設と医療者の案内を確認してください。

口・手足・お尻の発疹と飲水量を伝える

発疹の場所、熱、飲める量と尿量、園での流行を小児科へ伝えます。

口の痛みには少量ずつ水分を

刺激の少ない飲食物で水分不足を防ぎ、飲めない場合は点滴などを相談します。

参考資料

  1. 手足口病厚生労働省
  2. IDWR 2026年第26号 手足口病・ヘルパンギーナ国立健康危機管理研究機構
  3. 手足口病(詳細版)国立健康危機管理研究機構
  4. 保育所における感染症対策ガイドライン(2023年10月一部修正)こども家庭庁
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