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魚鱗癬

最終改定日:

急な発症・感染兆候・新生児の重症皮疹

乾燥肌と決めつけず、皮膚科または小児科で評価します。

概要

魚鱗癬は皮膚が乾いて厚くなり、魚のうろこのような細かい皮むけが続く病気の集まりです。腕や脚を中心にみられる軽い型から、全身の赤みや厚い角質を伴う重い型まであります。乾燥やかゆみのほか、重い場合はひび割れ、感染、汗が出にくいことによる暑さへの弱さが問題になります。単なる一時的な乾燥肌と同じとは限りません。

原因

多くは生まれつきの遺伝子の変化に関連しますが、病型によって関わる遺伝子や症状の強さが異なります。大人になってから似た症状が現れる後天性魚鱗癬では、別の病気や薬剤が関わることがあります。皮膚科では発症時期、家族歴、全身症状、薬剤などを確認し、必要に応じて病型や原因を調べます。突然広い範囲に出てきた場合は自己判断で乾燥肌と決めないでください。

治療法

治療の基本は、入浴後などに保湿剤を十分に使い、刺激の強い洗浄を避けることです。厚い角質には尿素製剤などを検討しますが、割れた皮膚や炎症部位ではしみることがあり、医師と相談して選びます。重症例では角質を調整する薬や感染への治療、体温・水分管理などが必要になる場合があります。後天性なら原因疾患や薬剤の確認が大切です。症状が続く、急に広がる、痛み・水疱・感染兆候がある場合は皮膚科へ。新生児の広範囲の赤みや厚い皮膚は速やかに小児科・皮膚科で評価を受けてください。

発症時期と病型を確認

先天性と後天性、重症度や薬剤・基礎疾患を調べます。

保湿を基本に刺激と重症度で調整

尿素などはしみることがあり、重症例は専門的なケアを受けます。

参考資料

  1. IchthyosisNHS
  2. 魚鱗癬 Q7 治療法日本皮膚科学会
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