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電撃傷

最終改定日:

概要

電撃傷は、感電や落雷など電気によって皮膚や体内の組織が傷つくことです。皮膚に小さな傷しか見えなくても、心臓の不整脈、深い筋肉や神経の損傷、転倒によるけがが起こり得ます。意識がない、呼吸が異常、胸痛、強いやけど、高電圧や落雷による受傷では119番に連絡してください。見た目が軽くても感電した人は医療機関で評価を受けます。

原因

電流の強さと種類、体内を通った経路、接触時間、濡れた環境などによって影響が変わります。家庭の電気機器、作業中の配線、送電線、落雷などで起こります。電気の火花による表面の熱傷と、体に電流が流れた損傷は区別が必要です。医療機関では状況に応じて心電図、筋肉・腎機能をみる血液検査、転倒による外傷の評価を行います。

治療法

救助者はまず自分の安全を確保し、電源を切るまで受傷者に触れません。高圧線には近づかず救急隊の指示を待ちます。安全を確認した後、反応と呼吸を確認し、必要なら119番の指示に従って心肺蘇生とAEDを行います。やけどは清潔な布で覆い、受診先では心臓や深部損傷を調べて必要な処置を選びます。抗菌薬は感電した全員への予防薬ではなく、感染がある場合などに医師が判断します。

電源を切るまで触れない

救助者も感電しないよう電源と周囲を確認し、高圧線には近づかず119番へ連絡します。

小さな傷でも診察を受ける

外見だけでは心臓や筋肉の損傷を判断できないため、受傷状況を医療者に伝えます。

参考資料

  1. Electrical injuryMedlinePlus / U.S. National Library of Medicine
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