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ケロイド

最終改定日:

広がる・痛む傷あとを早めに相談

ケロイドかどうかを確認し、治療と経過観察を考えます。

概要

ケロイドは、傷が治った後に赤く盛り上がった傷あとが、元の傷の範囲を超えて広がる状態です。かゆみ、痛み、引きつれを伴うことがあります。元の傷の範囲内で盛り上がる肥厚性瘢痕とは区別しますが、診察時に判断が難しいこともあります。見た目だけでなく、痛みや生活上の支障も相談してよい症状です。

原因

手術、やけど、けがのほか、にきびやピアスの穴のような小さな傷をきっかけに生じます。傷が治る過程でコラーゲンなどが過剰に作られ、盛り上がりが続きます。体質に加え、胸や肩、耳などの部位や皮膚にかかる力も関係します。明らかな大きな傷を覚えていなくても、非常に小さな炎症や傷から始まることがあります。

治療法

早めに皮膚科または形成外科で、ケロイドと肥厚性瘢痕を見分け、部位や大きさに合う治療を相談します。ステロイドの外用・テープ・局所注射、圧迫や固定などが選択肢です。必要に応じて手術と術後の放射線療法などを組み合わせます。単に切り取るだけでは再発しやすく、経過観察も重要です。レーザーは状況により検討されますが、全員に早期照射すれば平らになるとはいえません。赤い盛り上がりが傷の外へ広がる、痛みやかゆみが続く場合は受診してください。

元の傷の外へ広がるか確認

肥厚性瘢痕との区別と、痛み・かゆみ・広がりを診察します。

保存療法から手術・術後治療まで選ぶ

部位と大きさ、再発リスクに応じて複数の治療を組み合わせます。

参考資料

  1. ケロイドQ1 肥厚性瘢痕との違い日本皮膚科学会
  2. ケロイドQ9 治療法日本皮膚科学会
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