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クローン病

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長引く下痢・体重減少と、肛門の症状も伝える

腹痛や下痢、血便、体重減少が続く場合は消化器内科に相談します。治りにくい肛門の症状、関節や目・皮膚の症状も診断の参考になります。治療中に症状が強くなる場合は、腸閉塞や膿瘍などの合併症も考えるため、早めに診療チームへ連絡します。

概要

消化管の慢性的な炎症性疾患で、小腸や大腸を中心に、口から肛門までの各部位に病変が生じえます。腹痛、下痢、体重減少、血便などの症状があり、症状の落ち着いた時期と再燃する時期を繰り返します。狭窄、瘻孔、膿瘍などの合併症が起こることもあります。

原因

発症原因は一つに特定されていません。遺伝的な素因に、腸内細菌、食事、免疫反応などの環境要因が複雑に関わると考えられています。食事やストレスだけが原因と決めつけることはできません。

治療法

病変の場所や活動性に応じて、栄養療法、薬物療法、外科治療を組み合わせます。薬物にはステロイド、免疫調節薬、生物学的製剤などがあり、寛解後も再燃予防と定期的な評価が重要です。腸閉塞、穿孔、膿瘍などでは手術や処置が必要なことがあります。食事は病状と栄養状態に合わせて医師・管理栄養士と調整し、脂肪や食物繊維を全員が一律に避けるわけではありません。

採血だけでなく、病変の場所と状態を調べる

血液検査で炎症や貧血を確認し、内視鏡・画像などで小腸や大腸の病変を評価します。必要に応じて組織も調べます。検査は病名の確認と、狭窄などの合併症を把握するために行います。どの場所に病変があり、治療で何を目指すかを確認してください。

症状が落ち着いた後の治療と、食事を相談

治療は炎症を抑える時期と、寛解を維持する時期で目的が異なります。改善しても自己判断で治療をやめないでください。食事は病変・狭窄・栄養状態に合わせ、落ち着いていれば通常の食事が可能な場合もあります。全員が同じ食品を避けるのではなく、医師・管理栄養士と調整します。

参考資料

  1. クローン病(指定難病96)難病情報センター
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