概要
外痔核は肛門の外側の皮膚に覆われたクッション状組織が腫れた状態です。血の塊ができる血栓性外痔核では、急に痛む青紫色のしこりとして気付くことがあります。ただし肛門のしこりや痛みを見た目だけで外痔核と決められません。強い痛み、腫れや発熱、出血が続く場合は診察を受けてください。
原因
いきみ、便秘や下痢など肛門への負担が関係します。外痔核は内痔核と場所が異なり、皮膚に痛みを感じる神経があるため、血栓ができると強く痛むことがあります。診察では皮膚や肛門を確認し、膿瘍・裂肛・内痔核などとの違いを調べます。血便がある場合は肛門以外の出血源も必要に応じて調べます。
治療法
軽い症状では便通を整え、いきみを減らし、温浴や痛みを和らげる治療を行います。血栓性外痔核も時間とともに軽快することがあります。痛みが強い場合には、発症からの時間と所見を踏まえて血栓を含む外痔核の切除を検討することもあります。内痔核に使う輪ゴム結紮は外痔核には適しません。処置の必要性と痛みへの対策を担当医と相談してください。
急な痛いしこりは診察で区別
血栓性外痔核のほか膿瘍などもあり得ます。
軽い症状は便通と痛みを整える
強くいきまず、症状に応じて保存的治療を選びます。
強い痛みでは処置を相談
血栓の切除を検討する場合がありますが、輪ゴム結紮は外痔核には使いません。