痛みを我慢して投げない
投球中や投球後に肘が痛むときは投球を止め、スポーツ整形外科などで相談してください。
概要
野球肘は、投球を繰り返すことで肘に負担がかかって起こる障害の総称です。成長期の選手に多く、投球中や投球後に肘が痛んだり、曲げ伸ばしがしにくくなったりします。内側・外側・後方など痛む場所や傷む組織は人によって異なります。痛みを我慢して投げ続けず、投球を止めてスポーツ整形外科などに相談してください。
原因
投球を繰り返すと肘の内側の靱帯・腱・成長軟骨、外側の骨・軟骨、後方の組織に過剰な力がかかります。野球肘は一つの損傷だけを指す病名ではありません。医師は痛む場所と肘の動きを診察し、X線や必要に応じてMRIなどで損傷部位を調べます。急に肘が動かない、痛みが続く場合も自己判断せず受診してください。
治療法
まず投球を中止して肘を休ませ、傷んだ部位と程度に合わせて治療します。痛み止めだけで投球を続けたり、全員に装具を使ったりする方法ではありません。骨・軟骨の病変など、状態によっては手術が必要になることもあります。投球を再開する時期は症状と検査結果で異なるため、担当医と相談し、痛みなく投げられることを確認しながら復帰します。
傷んだ場所を特定する
内側・外側・後方のどこが痛むかを伝え、必要な画像検査を担当医と確認してください。
復帰時期を相談
投球再開の時期は損傷の種類によって違います。自己判断で早く再開せず、主治医と相談してください。