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爪周囲炎

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概要

爪周囲炎(爪囲炎)は、手足の爪の周りの皮膚に炎症が起こる状態です。急性では爪の脇が赤く腫れて痛み、膿がたまることがあります。慢性では赤みや腫れが長く続き、爪の形が変わることもあります。赤みが指全体へ広がる、強い痛みや発熱がある場合は早めに受診してください。

原因

急性例はささくれ、爪かみ、爪の手入れ、巻き爪などで傷ができ、細菌などが入り込んで起こることがあります。慢性例は水仕事などで爪周囲の皮膚が繰り返し傷み、手湿疹を伴うことがあります。薬剤が関係する場合もあり、すべてが同じ細菌感染ではありません。

治療法

診察で急性・慢性と膿の有無を見分け、必要に応じて感染の検査をします。軽い急性例では局所のケアや外用処置を行い、細菌感染が重い、長引くなどの場合は抗菌薬を検討します。膿瘍ができた場合は切開して排膿が必要なことがあり、爪そのものを除去するのはまれです。慢性例では手を長く濡らさない工夫、適切な手袋・保湿などを行い、湿疹や検出された微生物に応じて治療します。自分で膿を押し出したり爪を剥がしたりしないでください。

急性と慢性で原因と対応が異なる

突然赤く痛む急性例では傷からの感染と膿瘍を確認します。長く続く慢性例では水仕事、湿疹、薬剤などの背景を調べます。抗菌薬を全例に使うものではありません。

膿がたまったときは排膿の判断

膿瘍があれば医療機関で排膿が必要になることがあります。爪を除去する処置は通常の第一選択ではありません。

赤みが広がるときは早めに受診

赤みや腫れが指に広がる、痛みが強まる、発熱する、糖尿病や免疫を抑える治療がある場合は、感染が広がる可能性を考え早めに相談してください。

参考資料

  1. ParonychiaDermNet
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