新しい指先の丸みは相談
以前と比べて爪や指先が丸く太くなったら、特に咳・息切れなども併せて受診時に伝えてください。
概要
時計ガラス爪(時計皿爪)は、爪が指先を包むように強く丸くなり、指先も太く見える変化です。『ばち指』に伴うことがあります。徐々に起こるため本人が気づきにくく、痛みがない場合もあります。新たに爪や指先の形が変わったときは、見た目だけで肺がんなどの病名を決めず、医療機関で背景を調べることが大切です。
原因
肺や心臓の病気、炎症性腸疾患や肝臓の病気などに関連することがあります。一方、家族性など明らかな病気が見つからない場合もあります。診察では以前からの爪の形、家族歴、咳・息切れ・体重減少・腹部症状などを確認します。必要な検査は症状と診察結果に応じて選びます。
治療法
爪の形だけを治す薬を選ぶのではなく、原因となる病気があればその治療を行います。原因への治療で爪が変化することもありますが、必ず元の形に戻るとは限りません。新しいばち指に咳や息切れが伴う、または原因が分からない場合は内科で相談し、必要に応じて呼吸器・循環器などの評価を受けてください。
爪の形から病名を決めない
家族にも同じ形の人がいるか、いつから変わったか、肺・心臓・消化器の症状がないかを伝えましょう。
原因に応じて治療する
関連する病気が見つかった場合に治療を選びます。爪の形は必ず元に戻るわけではありません。