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バレット食道

最終改定日:

飲み込みにくさや出血徴候を相談

食べ物がつかえる、体重が意図せず減る、吐血・黒色便がある場合は受診してください。

概要

バレット食道は、食道の下部の粘膜が通常の扁平上皮から円柱上皮に置き換わった状態です。バレット食道そのものに特有の症状はなく、胸やけや酸っぱいものが上がる感じは、一緒に起こりやすい胃食道逆流症の症状です。食道腺がんのリスクが上がりますが、多くの人ががんになるわけではありません。飲み込みにくさ、意図しない体重減少、吐血や黒色便、新しい胸痛があれば医療機関に相談してください。

原因

胃酸などの逆流が長く続くことが関係します。胃食道逆流症、肥満、喫煙などは関連する要因ですが、症状の有無だけではバレット食道を判断できません。上部消化管内視鏡で食道と胃の境界、粘膜の広がりを確認し、必要に応じて組織を採って異形成(前がん性の細胞変化)の有無を調べます。

治療法

逆流症状があれば、医師が胃酸を抑える薬などで管理します。バレット食道の長さと組織検査で異形成がないかを確認し、内視鏡での経過観察が必要か、どの間隔で行うかを個別に決めます。異形成や早期がんが確認された場合には、専門医が内視鏡による切除・焼灼などの適応を検討します。診断を受けたら『異形成の有無』『次の内視鏡の予定』を確認してください。

病理結果と広がりを確認

内視鏡の所見に加え、組織検査を行ったか、異形成があるかを担当医に確認します。

次の内視鏡予定を決める

病変の長さと異形成の有無で方針が変わります。全員が同じ間隔とは限りません。

参考資料

  1. Barrett's EsophagusAmerican College of Gastroenterology
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