出血や貧血の徴候を相談
黒色便、吐血、息切れや強い疲労がある場合は医療機関に相談してください。
概要
胃ポリープは、胃の粘膜から盛り上がった病変の総称です。多くは無症状で内視鏡検査中に見つかりますが、種類はさまざまで『すべて良性』とはいえません。胃底腺ポリープ、過形成性ポリープ、胃腺腫などでは、出血や異形成・がんのリスク、必要な対応が異なります。黒色便、吐血、貧血を疑う息切れや強い疲れがあれば医療機関に相談してください。
原因
ポリープの種類によって背景が異なります。過形成性ポリープや胃腺腫は慢性胃炎やピロリ菌感染と関連し、胃底腺ポリープは胃酸を抑える薬の長期使用と関連する場合があります。内視鏡で大きさ、数、形、場所と周囲の粘膜を確認し、必要に応じて組織を採って種類・異形成の有無を調べます。見た目だけでは種類を確定できないことがあります。
治療法
胃底腺ポリープなどは、病理と所見から低リスクと判断されれば経過観察が中心です。過形成性ポリープではピロリ菌の検査・除菌を検討し、出血、大きさや異形成によっては切除します。胃腺腫やがんが疑われる病変も内視鏡治療を検討します。薬を自分で中止せず、病理結果、ピロリ菌の有無、周辺粘膜、次の内視鏡が必要かを担当医に確認してください。
病理と周辺粘膜の結果を確認
ポリープの種類、異形成の有無、ピロリ菌と周辺粘膜の評価を聞いてください。
種類に応じて観察か切除かを選ぶ
大きさや出血だけでなく、病理・形・部位と背景の胃炎を踏まえた方針を確認します。