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熱傷

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概要

熱傷(やけど)は熱い液体、炎、蒸気、熱い物に触れて皮膚や深い組織が傷つくことです。赤みと痛みだけの浅いものから、水疱を伴うもの、白色や黒色になって感覚が鈍い深いものまであります。深さは受傷直後には判断しにくく、低温の熱源でも長く触れると深いやけどになります。広い範囲、深い傷、顔・手・足・陰部、煙を吸った可能性、息苦しさがある場合は速やかに救急の評価を受けてください。

原因

熱湯、調理器具、ストーブ、炎、蒸気などが原因です。湯たんぽや電気毛布など比較的低い温度でも長時間接触すると深く傷つくことがあります。重症度は深さ、面積、部位、年齢や全身状態で判断し、面積だけの一律の数字では入院の要否を決められません。電気・化学物質による傷は対応が異なり、外見より深い損傷を伴う場合があります。

治療法

まず熱源から離れます。小さな熱傷はできるだけ早く、冷たすぎない流水で20分ほど冷やします。周囲の指輪や衣服は外しますが、皮膚に貼り付いた衣服は無理にはがしません。氷を直接当てず、油や軟膏を応急処置として塗らず、水疱を破りません。広い範囲のやけどでは全身を水に浸して冷やすと低体温になり得るため、119番に連絡し、傷を清潔な布で覆って体を冷やし過ぎないようにします。医療機関では深さと面積を評価し、創の保護、鎮痛、必要なら輸液や手術を行います。抗菌薬は感染などに応じて選び、全員に一律投与しません。

小さな熱傷は流水で冷却

できるだけ早く、冷たすぎない流水で20分ほど冷やし、氷を直接当てません。

広い・深い・顔や陰部の熱傷は救急へ

全身を水に浸すことは避け、119番へ連絡しながら体の冷え過ぎを防ぎます。

参考資料

  1. Burns and scaldsNHS
  2. 熱傷診療ガイドライン(第3版)日本皮膚科学会
  3. Burns: Types, Symptoms, and How To HelpAmerican Red Cross
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