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デング熱

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概要

デング熱は、デングウイルスを持つ蚊に刺されて起こる感染症です。潜伏期間は2~14日ほどで、発熱、目の奥の痛み、頭痛、筋肉・関節痛、発疹などが現れます。必ず40度以上の熱が出るわけではありません。多くは回復しますが、熱が下がるころに腹痛、繰り返す嘔吐、鼻や歯ぐきからの出血、強いだるさ・落ち着きのなさが出たら重症化のサインです。すぐに医療機関で評価を受けてください。流行地域から帰国後や、国内で蚊に刺された後の発熱では、渡航先と日付を伝えます。

原因

デングウイルスを持つネッタイシマカやヒトスジシマカなどの蚊を介して感染します。通常の接触で人から人へ直接感染する病気ではありません。日本では海外で感染した人の報告があり、過去には国内感染も起きています。医師は症状と渡航・蚊刺咬歴を確認し、発症からの日数に応じてウイルス遺伝子、NS1抗原、抗体の検査などを選びます。検査の時期によっては一度の陰性結果だけで否定できません。

治療法

デングウイルスに有効な特異的抗ウイルス薬はなく、水分補給と重症化サインの観察が中心です。飲めない場合や警告徴候がある場合は医療機関で輸液・入院を検討します。解熱・痛み止めが必要ならアセトアミノフェンが選択肢です。アスピリンやイブプロフェンなどの非ステロイド性抗炎症薬は出血を悪化させるおそれがあるため、自己判断で使わず医療者に相談してください。熱が下がっても急に悪化し得るため、医師の指示どおりに経過を確認します。予防には肌の露出を減らし、蚊よけを使います。

解熱期の腹痛・嘔吐・出血に注意

熱が下がっても強い腹痛、続く嘔吐、鼻血や歯ぐきの出血は早急に受診します。

解熱薬の種類を確認

アセトアミノフェンは選択肢ですが、アスピリンやイブプロフェンは避けるよう医師に相談します。

渡航先と発症日を伝える

蚊に刺された場所と日付は検査の選択や診断の手がかりです。

参考資料

  1. デング熱国立健康危機管理研究機構
  2. 蚊媒介感染症の診療ガイドライン第5.1版国立感染症研究所
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