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過換気症候群

最終改定日:

初めての息苦しさを「不安のせい」と決めない

心臓や肺の病気でも呼吸が速くなります。初めての発作や、強い胸痛、改善しない息苦しさは診察が必要です。強い呼吸困難や意識の異常があれば救急対応を求めてください。以前に過換気と言われた人も、いつもと違う症状は伝えます。

概要

過換気症候群は、必要以上に速い・深い呼吸が続いて血液中の二酸化炭素が減り、息苦しさ、動悸、めまい、手足のしびれなどが起きる状態です。

原因

強い不安や緊張などがきっかけになることがあります。ただし、速い呼吸や息苦しさは心臓や肺などの病気でも起こります。過換気と自己判断せず、必要な診察・検査でほかの原因を確認することが大切です。

治療法

周囲が落ち着いて声をかけ、安心できる場所で無理なく呼吸をゆっくりにするよう促します。紙袋やビニール袋を口に当てて吐いた息を吸い直す方法は、酸素不足を起こす危険があるため行わないでください。

初めての発作、強い胸痛、意識の異常、改善しない息苦しさがある場合は医療機関での評価が必要です。強い呼吸困難や意識障害は救急対応が必要です。繰り返す場合は背景にある不安症なども含めて相談します。

落ち着いて声をかけ、袋を使わない

周囲は責めたり急かしたりせず、安心できる場所で無理なく呼吸をゆっくりにするよう声をかけます。紙袋・ビニール袋を口に当てる方法は酸素不足の危険があり、行わないでください。本人が苦しんでいることを受け止め、改善しなければ医療につなげます。

検査と、発作のきっかけを一緒に確認

診察で心臓・肺などの原因を検討し、必要に応じて心電図、胸部画像、血液検査などを行います。繰り返す場合は、起きた場面や症状、生活への影響を伝えてください。不安などの背景への支援を含め、発作時と普段の対応を医師と相談します。

参考資料

  1. 過換気症候群(2025年9月)日本呼吸器学会
  2. 過換気症候群とはどんな病気ですか日本呼吸器学会
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