急な麻痺や言葉の異常は救急
急な片側の麻痺やろれつが回らない症状は脳卒中の可能性があるため119へ連絡します。
概要
パーキンソン症候群(パーキンソニズム)は、動作が遅い、筋肉がこわばる、ふるえる、歩幅が小さくなるなどの症状が現れる状態を指します。パーキンソン病もその代表ですが、薬の影響、脳血管の病気、進行性核上性麻痺や多系統萎縮症など別の病気でも起こります。原因によって経過や治療が違うため、見た目の症状だけで『パーキンソン病ではない』と決められません。転びやすさ、飲み込みにくさ、立ちくらみなども含めて脳神経内科に相談してください。
原因
一部の抗精神病薬や吐き気止めなど、ドパミンの働きに影響する薬で症状が出ることがあります。小さな脳梗塞などの脳血管障害や、神経の変性が背景にある場合もあります。診察では症状の始まり方、左右差、服薬歴、転倒や目の動き、飲み込み、血圧の変化などを確認し、必要に応じて画像検査や薬への反応を評価します。薬剤性に見えても別の病気が重なることがあり、自己判断で原因を決めることはできません。
治療法
治療は原因に合わせます。薬剤性が疑われる場合、処方医と相談して原因となり得る薬の変更・減量を検討します。精神科の薬などを自分で急に止めないでください。症状が改善するまで時間がかかったり、残ったりする場合もあります。脳血管性では脳卒中リスクの管理、神経変性疾患では症状に応じた薬や支援を考えます。歩行・転倒予防のリハビリ、嚥下評価、生活の調整も重要です。急に片側の麻痺やろれつが回らない症状が出たら脳卒中の可能性があるため119に連絡してください。
症状の変化と服薬歴を整理
いつから動きづらいか、転倒や飲み込みの問題、飲んでいる薬を記録して脳神経内科へ相談します。
原因薬の変更は処方医と
薬剤性が疑われても自己中止せず、変更とリハビリ・生活支援を相談します。