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心筋炎

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概要

心筋炎は、心臓の筋肉に炎症が起きる病気です。かぜのような症状の後に胸痛、動悸、息切れ、強い疲労感が現れることがあり、心不全や危険な不整脈につながる場合もあります。胸痛、失神、強い息苦しさがある場合は救急に連絡してください。症状が軽く見えても、最近の感染後に胸の症状が出たら早めに医療機関へ相談します。

原因

ウイルスなどの感染が関係することがありますが、自己免疫疾患、薬剤・がん治療に使う免疫チェックポイント阻害薬なども原因となり、特定できない場合もあります。心電図、心筋の傷害を示す血液検査、心エコーで評価し、必要なら心臓MRIを使います。原因別の治療が必要と考えられる一部では心筋生検を検討します。

治療法

治療は原因と重症度によって異なります。心不全があればその治療、危険な不整脈があれば監視と処置を行い、循環が不安定なら専門施設で集中治療や機械的補助を検討します。一部の特定の原因では免疫を抑える治療などが必要です。『ウイルスに効く薬がないため対症療法のみ』とは一律に言えません。症状がある間は強い運動を避け、回復後も心エコーや心臓MRIなどで評価してから運動を再開します。

かぜの後の胸痛・失神に注意

感染後の胸痛、失神、息切れ、動悸は心筋炎などの評価が必要です。強い症状は救急へ。

運動再開は心機能を再評価してから

心筋炎が疑われる間は強い運動を避け、治療後も心機能と不整脈の評価を受けてから再開します。

参考資料

  1. ACC ECDP for Diagnosis and Management of Myocarditis: Key PointsAmerican College of Cardiology
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