出血・腫れが続く、歯が動くなら歯科へ
膿や顔の腫れ、発熱を伴う場合は早めに相談します。
概要
歯周炎は、歯ぐきの炎症が歯を支える骨や組織まで及んだ状態です。初期には痛みが少なく、歯磨きでの出血、歯ぐきの腫れ、口臭などで気づくことがあります。進むと歯周ポケットが深くなり、歯が揺れたり、かみにくくなったりします。出血や腫れが続く、歯が動く場合は歯科を受診してください。急に強く腫れて膿が出る場合は歯周膿瘍など別の急性病態も考え、早めに相談します。
原因
歯に付くプラーク(細菌の膜)が取り除かれず、歯石が残ると、歯ぐきの炎症と歯を支える組織の破壊が進みます。喫煙や糖尿病は悪化に関係します。歯科ではプラークの付着、歯ぐきの出血、歯周ポケットの深さ、歯の揺れを確認し、必要に応じてX線で骨の状態を調べます。歯肉炎との違いは、歯を支える骨などに破壊が及んでいるかです。
治療法
最初に歯科で歯磨き・歯間清掃の方法を確認し、自宅で毎日プラークを取り除きます。歯科では歯石や歯根面の汚れを除去し、治療後に歯周ポケットと出血を再評価します。改善が足りない場合に外科治療などを検討し、安定後も定期的なメンテナンスを続けます。抗菌薬や手術が全員に必要なわけではありません。膿や強い腫れがある場合は原因を診断し、必要な処置を歯科医が選びます。顔の腫れが広がり、飲み込みや呼吸が難しい場合は救急を利用します。
歯周ポケットと骨の状態を調べる
歯ぐきの出血とX線などで進み具合を確認します。
まず毎日の清掃と歯石除去
手術や薬が必要かは基本治療後の再評価で決まります。
呼吸・飲み込みが難しいほど腫れたら救急
口の感染が広がっている可能性があります。