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足底腱膜炎

最終改定日:

概要

足底腱膜炎は、かかとの下から足の指の付け根へ伸びる足底腱膜に負担がかかり、かかとの内側寄りや足裏が痛む状態です。朝起きて最初の一歩、長く座った後の歩き始めに強く痛み、動き始めると軽くなることがあります。痛みが続く場合は足底腱膜以外の原因もあるため、整形外科などで確認してください。

原因

走る・跳ぶ・長時間立つなどの負荷が増えたこと、足やふくらはぎの柔軟性・筋力、靴や足の形など複数の要因が関係します。特定の性別・年齢だけに起こる病気ではありません。かかとの骨のとげがX線に見えても、それだけで痛みの原因や診断が決まるわけではありません。

治療法

まず痛みを増やす歩行・運動量を調整し、足底腱膜とふくらはぎのストレッチ、足・足首の筋力運動を段階的に行います。理学療法や短期のテーピング、靴の調整、必要に応じて足底装具を組み合わせます。装具だけを単独の治療にはしません。鎮痛薬は必要な場合に相談します。朝の一歩目が特に痛む場合は夜間装具を検討することがあります。症状が長引けば診断を見直し、注射や手術などの適応と不利益を専門医と相談します。

朝の一歩目の痛みを受診時に伝える

起床後や長く座った後の最初の数歩で痛むか、かかとのどの位置か、運動量を急に増やしたかを伝えてください。強い痛みが続く場合は、足底腱膜炎以外の原因も含めて診察を受けます。

運動調整とストレッチを治療の中心に

痛みを増やす負荷を減らし、足底腱膜とふくらはぎのストレッチ、足の筋力運動を段階的に行います。テーピングは短期的な補助、足底装具は他の治療と併用する選択肢です。

続く痛みは診断と治療を再評価

数週間から数か月続いて生活に支障がある場合は再診し、別の病気の可能性と治療の組み合わせを見直します。

参考資料

  1. 足の慢性障害日本整形外科学会
  2. Heel Pain–Plantar Fasciitis: Revision 2023Academy of Orthopaedic Physical Therapy
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