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チック障害

最終改定日:

痛みや生活の支障があれば相談

けが、痛み、いじめ、学校や日常生活への支障がある場合は医療機関に相談してください。

概要

チック障害(チック症)では、まばたきや肩をすくめるなどの動き、咳払いや声などが、本人の意思とは関係なく繰り返し現れます。運動チックと音声チックがあり、種類や強さは変化することがあります。1年未満なら暫定的チック症、1年以上続く運動または音声チックなら持続性チック症、複数の運動チックと音声チックが1年以上みられる場合はトゥレット症など、経過を踏まえて評価します。短期間なら必ず治る、長く続けば必ず重症になるというわけではありません。

原因

チックは『悪い癖』や本人・養育者のせいではありません。神経発達や遺伝的な要因が関わり、疲れや緊張などで目立ち方が変わることはあります。診断では動きや声の種類、始まった時期、続いた期間、痛みや生活への影響を確認し、薬やほかの病気による似た症状も必要に応じて調べます。ADHD、不安、強迫症状などが併存する場合は、チックだけでなくそちらの困りごとも評価します。

治療法

生活への支障が小さければ、本人と周囲がチックを理解し、学校などで無理に抑えさせずに見守る方法があります。痛み、けが、いじめ、学習や生活の支障があれば、医療者に相談してください。利用できる場合はチックに特化した行動療法(CBIT)を検討し、症状の強さや本人の希望に応じて薬も選択します。薬には副作用があり、特定の薬を全員が使うわけではありません。併存するADHDや強迫症状への支援も含めて、成長とともに計画を見直します。

種類・期間・生活への影響を記録

動きと声がいつからどの程度あるか、痛みや学校生活への影響も伝えます。

困りごとに応じて選択

心理教育と環境調整に加え、必要ならCBITや薬の利点・副作用を相談します。

参考資料

  1. Diagnosing Tic DisordersCenters for Disease Control and Prevention
  2. Treatment of Tourette SyndromeCenters for Disease Control and Prevention
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