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双極症(双極性障害・躁うつ病)

最終改定日:

気分と行動の変化を相談

睡眠が少なくても平気な時期、浪費が増えた時期、長い落ち込みなどがあれば精神科で相談してください。自分を傷つけそうな状態など安全を保てない場合は、一人で抱えず周囲の人と医療機関に速やかに助けを求めてください。

概要

双極症は、気分や活動性が著しく高まる躁状態・軽躁状態と、気分が落ち込み活動が難しくなるうつ状態がみられる病気です。以前は躁うつ病と呼ばれていました。うつ病より軽い病気という意味ではありません。

睡眠が少なくても活動できる、浪費が増えるなどの時期があったかも診断の手がかりになります。落ち込みだけでなく、過去の気分や行動の変化を精神科で伝えてください。

原因

原因の全体像はまだ解明されていません。気分の変化を性格だけで説明することはできません。睡眠や生活リズムを含めて状態を評価し、専門家と治療を進めます。

治療法

気分安定薬などを、躁状態・うつ状態・再発予防といった治療の段階に応じて選びます。心理社会的な支援や生活リズムの調整も大切です。抗うつ薬や抗不安薬を自己判断で選ぶことは避け、処方薬の変更・中止は主治医に相談してください。

落ち込み以外の時期も伝える

診察時には、気分・睡眠・活動量の変化を時期とともに伝えましょう。可能なら本人の同意のもと、生活を知る人からの情報も役立ちます。診断は一時点の元気さや落ち込みだけで決まるものではありません。

安定した後の相談計画

体調が良くなっても自己判断で薬や通院をやめず、再発予防の方針を確認してください。睡眠や行動にどんな変化が出たら連絡するか、家族などとどう気づきを共有するかを相談しておくと、早い対応につながります。

参考資料

  1. 双極性障害(双極症)国立精神・神経医療研究センター病院
  2. 双極性障害の新たな治療を目指して国立精神・神経医療研究センター
  3. 双極性障害(躁うつ病)済生会
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