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パーソナリティ障害

最終改定日:

安全が脅かされる場合は緊急支援へ

自傷・自殺の考えが差し迫っている、身の安全が保てないときは救急などの緊急支援を利用してください。

概要

パーソナリティ障害は、考え方、感情の調整、対人関係や行動の傾向が長く続き、本人の苦痛や生活・仕事・人間関係の支障につながる状態です。現れ方はさまざまで、特定の『悪い性格』を意味しません。すべての人が攻撃的になったり、自傷をしたりするわけではありません。自分や身近な人の困りごとが続く場合は、診断名を自己判断せず精神科や心理職に相談してください。自傷・自殺を考えている、差し迫った危険があるときは一人で抱えず、救急を含む緊急の支援につながってください。

原因

原因を一人の親の育て方や本人の意思の弱さに帰すことはできません。遺伝的な要因と成育環境など複数の影響が考えられますが、個人ごとの原因を単純に特定することは困難です。診断は一時的な気分や対人トラブルだけでは行わず、長期にわたる傾向と支障を専門家が評価します。うつ病、不安症、依存症などが併存する場合もあり、必要に応じて合わせて確認します。

治療法

中心となるのは、本人の困りごとと目標に合わせた心理療法や生活面の支援です。認知行動療法や弁証法的行動療法など、状態に応じた方法が検討されます。薬はパーソナリティ障害そのものを一律に治す目的ではなく、併存するうつ・不安などや個別の症状に対して必要性と副作用を検討します。入院は全員に必要ではなく、安全上の危機などを踏まえて判断します。治療や支援を受けながら状態が改善する人もいます。

困りごとを具体的に相談

いつから、どんな場面で、何に困っているかを整理し、診断名を自分や他人に決めつけず専門家に相談します。

自分に合う心理療法を話し合う

治療の目標、心理療法の種類、併存する症状への対応を担当者と一緒に決めていきます。

参考資料

  1. What are Personality Disorders?American Psychiatric Association
  2. Personality disordersNHS
  3. まもろうよ こころ厚生労働省
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