概要
顎関節脱臼は、下あごの関節が正常な位置から外れ、口を開いたまま閉じられなくなる状態です。耳の前の痛み、よだれ、話しにくさ、かみ合わせのずれを伴うことがあります。口が閉じられないときは無理に押し戻さず、速やかに歯科口腔外科または救急外来を受診してください。顔を打った後や呼吸しづらい場合は、骨折やほかの外傷も含めて緊急評価が必要です。
原因
大きなあくび、歯科治療、食事などで口を広く開けた際に起こることがあり、以前に脱臼した人では繰り返す場合があります。外傷で起こった場合は骨折を伴うこともあります。医療者は症状と顎の位置を診察し、外傷後や通常と異なる脱臼が疑われる場合は画像検査で骨折などを確認します。
治療法
医療者があごを元の位置に戻す整復を行います。時間がたつと戻しにくくなるため、受診を遅らせないでください。骨折を伴う場合や通常と異なる方向への脱臼では、専門的な評価が必要です。整復後は再び大きく口を開けない工夫や必要な支持を指示されます。脱臼を繰り返す場合は歯科口腔外科で再発予防や追加治療を相談します。
口が閉じられないときは早く受診
自分で無理に戻さず、歯科口腔外科または救急外来で評価を受けてください。
打撲後は骨折も確認
顔を打った後の脱臼では骨折を伴うことがあり、画像検査を含めた診察が必要です。