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智歯周囲炎

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概要

智歯周囲炎は、親知らずの周りの歯肉に起こる炎症です。親知らずが一部だけ生えていると周囲に汚れが残りやすく、歯肉の痛み・腫れ、口臭、口の開けにくさが出ます。顔まで腫れる、発熱する、飲み込みにくい場合は早急に歯科・口腔外科へ相談してください。息苦しさや声の変化があれば気道に影響する感染を考え、直ちに救急受診が必要です。

原因

歯肉が親知らずの一部を覆っていると、歯と歯肉のすき間に食べ物や歯垢がたまり、細菌による炎症が起こりやすくなります。斜めに生えている場合だけに限らず、清掃しにくい位置や生え方が関係します。歯科では歯肉の炎症の広がり、口の開き方、親知らずの位置を診察し、必要に応じてX線で確認します。

治療法

まず歯科で周囲を洗浄・清掃し、痛みを和らげながら清潔を保ちます。抗菌薬は全例に使うものではなく、顔へ広がる腫れ、発熱などの全身症状、局所処置後も続く腫れがある場合などに医療者が判断します。重い感染では救急での処置が必要です。炎症を繰り返す、親知らずや隣の歯に問題がある場合には、落ち着いてから抜歯を相談します。症状のない親知らずを一律に抜くわけではありません。

顔の腫れ・飲み込みにくさを確認

顔まで腫れる、発熱する、飲み込みにくい場合は早急に受診し、息苦しさは救急対応が必要です。

洗浄・清掃が治療の基本

抗菌薬だけで済ませず、歯科で親知らず周囲の洗浄・清掃と再発時の方針を相談してください。

参考資料

  1. Acute pericoronitis (including erupting teeth in children)Scottish Dental Clinical Effectiveness Programme
  2. Wisdom tooth removalNHS
  3. Local measuresScottish Dental Clinical Effectiveness Programme
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