生活への支障を記録
歩ける距離や階段、手の動作などへの影響を記録し、整形外科で相談してください。
概要
変形性関節症は関節の軟骨や周囲の組織が時間とともに変化し、痛み、こわばり、腫れ、動かしにくさが出る病気です。膝、股関節、手の指などに起こり、症状は部位で異なります。膝では立ち上がりや歩き始め、階段で痛み、進むと歩行がつらくなることがあります。痛みが続く、日常の活動に支障がある場合は整形外科へ。関節が急に強く腫れて熱を持つ場合は感染など別の病気も考え、早めに受診してください。
原因
軟骨と周囲組織の変化には、年齢、体重による負荷、過去のけが、関節の形や不安定さなどが関係します。痛みの強さとX線での変化が必ず一致するわけではありません。医師は痛む関節と生活への影響を確認し、X線などで関節のすき間や骨の変化を調べます。症状に応じて血液や関節液を調べ、関節リウマチ、痛風、感染などを見分けます。
治療法
治療の中心は、関節の動きと周囲の筋力を保つ運動、負担の調整、体重が過剰なら減量です。痛みが続く場合は外用薬や内服薬、装具・杖などを状態に合わせて検討します。薬の選択は持病や副作用も踏まえて医師・薬剤師に相談してください。保存的な方法でも痛みや生活の制限が大きければ、関節の部位と変形に応じて骨切り術や人工関節などを相談します。定期的に痛み、歩行、手の使い方を見直します。
急な熱い腫れは別原因も
関節が急に強く腫れ、熱感や発熱がある場合は感染などを除外するため早めに受診してください。
無理のない運動と体重管理
医師や理学療法士と相談して筋力と関節の動きを保つ運動を続け、必要なら体重管理に取り組みます。
手術は症状と機能で相談
画像の変化だけで決めず、痛みと日常生活への影響、保存的な治療の効果を踏まえます。