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滑液包炎

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概要

肩の滑液包炎は、腱と骨の間などで摩擦を減らす滑液包に炎症が起こった状態です。肩を上げると痛む、圧すと痛む、夜に痛むといった症状がみられます。急な強い痛みだけで滑液包炎とは決められません。石灰沈着性腱板炎は腱板に石灰がたまる別の病態で、滑液包に炎症を伴うことはありますが同義ではありません。

原因

肩の反復使用やけが、腱板の病気などが関係し、まれに感染も原因になります。医師は診察で痛みと動きを確認し、必要に応じてX線で石灰沈着などを、超音波やMRIで滑液包や腱板を評価します。発熱、赤み、熱感があれば感染を考えて検査が必要です。

治療法

原因と痛みの程度に応じ、負荷の調整、冷却、鎮痛薬、動きを保つ理学療法を検討します。感染が否定され、症状が続く場合には医師が注射を検討することがあります。感染性なら抗菌薬など別の治療が必要で、感染を疑う場所へのステロイド注射は避けます。石灰の穿刺吸引は石灰沈着性腱板炎に対する選択肢であり、滑液包炎全般の治療ではありません。

痛みが続く・肩を動かせない

肩の痛みが増す、動かせない、日常生活や睡眠に支障があれば受診します。

熱・赤み・発熱なら早めに受診

肩周囲の強い熱感や赤み、発熱があれば感染の可能性もあるため、速やかに医療機関へ。

石灰沈着性腱板炎と区別

石灰が腱板にたまる病気は別です。画像や診察で原因を分けて治療します。

注射の前に感染を除外

感染性滑液包炎には抗菌薬などが必要です。ステロイド注射の適否は原因を見て決めます。

参考資料

  1. BursitisNHS
  2. Shoulder Impingement/Rotator Cuff TendinitisAmerican Academy of Orthopaedic Surgeons
  3. 石灰沈着性腱板炎(石灰性腱炎)日本整形外科学会
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