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急性動脈閉塞症

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概要

急性動脈閉塞症は、腕や脚へ向かう動脈の血流が突然途絶える病気です。多くは脚に起こり、突然の強い痛み、足先の冷たさや蒼白、しびれ、動かしにくさなどが現れます。症状がすべてそろうとは限りません。血流が戻らないと神経や筋肉が傷み、手足を失う危険もあります。突然こうした症状が出たら、発症からの時間を数えて待たずに直ちに救急診療を受けてください。

原因

血栓が元から狭くなった動脈や治療後の血管でできる場合と、心臓など別の場所でできた血栓が流れて詰まる場合があります。心房細動などの不整脈や動脈硬化が関係することがあります。医療者は症状の始まった時刻、皮膚の色・温度、脈、感覚、動かせるかを素早く確認し、血流検査や必要に応じて画像検査で詰まった部位と手足を救える状態かを評価します。

治療法

救急で血管外科などが評価し、出血などの禁忌がなければ血栓が広がるのを防ぐ抗凝固薬を始めます。手足の状態に応じて、カテーテルでの血栓除去・血栓溶解、手術による血栓除去やバイパスなどから血流を再開する方法を選びます。進行した場合は再灌流後の腫れや全身への影響も監視します。治療後は心臓や動脈の病気など原因を調べ、再発予防につなげます。

突然の痛み・冷感・しびれは直ちに救急

脚や腕が急に痛む、冷たく白くなる、しびれる、動かしにくいときは、一部の症状だけでも急性動脈閉塞を疑い、すぐに救急診療を受けます。

治療後は原因と再発予防を確認

心房細動など心臓由来の塞栓や動脈硬化の有無を調べ、必要な抗凝固療法などを医師と確認します。

参考資料

  1. 急性動脈閉塞国立循環器病研究センター
  2. 2025年JCS/JSVSガイドラインフォーカスアップデート版末梢動脈疾患日本循環器学会・日本血管外科学会
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