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高カリウム血症

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概要

高カリウム血症は血液中のカリウム濃度が高くなった状態です。軽度から重度まで症状がないこともありますが、上昇すると筋力低下、しびれ、動悸などが起こり、危険な不整脈や心停止につながる場合があります。症状がなくても、検査値の程度や心電図で緊急度を判断します。6.5mmol/L(mEq/L)以上の結果を知らされた場合は直ちに医療機関で評価が必要です。動悸、失神、強い脱力がある場合も急いで受診してください。

原因

腎機能の低下は重要な原因です。心不全や腎臓の病気の治療で使う一部の薬、カリウムを含む薬・サプリや塩代替品、脱水、糖尿病のコントロール不良、細胞の損傷なども関わります。採血時に血球が壊れるなどして、実際より高く測定される偽高カリウム血症もあります。主治医は腎機能、薬、採血結果の再確認を組み合わせます。原因かもしれない処方薬を自分で中止せず、検査値を伝えて指示を受けてください。

治療法

6.0mmol/L以上で医療機関を受診した場合には心電図を速やかに確認し、再採血や腎機能などを評価します。6.5mmol/L以上は症状がなくても緊急の病院評価が必要です。重症または心電図異常がある場合、医療機関では心臓への影響を抑えるカルシウム製剤、カリウムを一時的に細胞内へ移すインスリンとブドウ糖など、カリウムを体外へ出す薬や透析を状態に応じて組み合わせます。便から排出する薬だけで緊急時に対応するわけではありません。慢性的な高カリウム血症では原因薬、便秘や代謝異常、腎機能を確認し、必要に応じて管理栄養士と食事を調整します。薬を続けるか変えるかは病気全体の利益と危険を考えて主治医と決めます。

6.5mmol/L以上は直ちに病院評価

症状がなくても危険な不整脈を起こす場合があります。6.5mmol/L以上の結果を知らされたら、速やかに医療機関の指示を受けてください。

心電図と再採血を確認

6.0mmol/L以上では心電図を速やかに確認します。採血時の溶血などによる偽高値もあるため、状況に応じて再測定します。

緊急治療は複数の作用を組み合わせる

心筋の保護、一時的な細胞内移動、体外への排出を状態に合わせて行います。排出薬だけで済ませるものではありません。

薬と食事は主治医と調整

腎臓・心臓の治療薬を自己判断で止めず、カリウム剤や塩代替品の使用も伝えてください。食事制限は検査値と腎機能に合わせて調整します。

参考資料

  1. Clinical Practice Guidelines: Treatment of Acute Hyperkalaemia in Adults, July 2026UK Kidney Association
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